矯正初診相談の流れ
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問診票の記入
問診票は相談の内容をより詳しく正確に行うために必要な資料となります。
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カウンセリング
まず歯並び、噛み合わせ、骨格と歯並びのバランスなどの診査をさせていただき、お悩みやご希望をお聞きした上でカウンセリングコーナーにて現在の症状や矯正治療の説明をさせていただきます。治療をする、しないに関わらず歯並びにお悩みの方であればご相談可能です。
First
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当院にて矯正治療をご検討の方に対して初診相談を行っております。
また当院は予約制となっておりますので、お電話かWebにて矯正相談のご予約をお願いしております。
※未成年の方は必ず保護者のお付き添いをお願いいたします。
※初診の方には本人確認できる身分証(保険証など)の提示をお願いしております。ご提示いただけない場合は初診相談をお断りすることもございますのでご了承ください。
問診票は相談の内容をより詳しく正確に行うために必要な資料となります。
まず歯並び、噛み合わせ、骨格と歯並びのバランスなどの診査をさせていただき、お悩みやご希望をお聞きした上でカウンセリングコーナーにて現在の症状や矯正治療の説明をさせていただきます。治療をする、しないに関わらず歯並びにお悩みの方であればご相談可能です。
ご来院される患者様をお待たせしないよう完全予約制にて治療を行っております。当日の診療状況に応じて待ち時間が発生してしまうこともございますが患者様の貴重な時間をなるべく無駄にしないよう努力して参ります。
またすべての処置に院長が関与できるよう予約管理をしております。
ご予約の変更やキャンセルの際には、なるべくお早めにご連絡ください。(他にもその予約時間を希望されている方がいらっしゃる可能性もあります。)
ご理解ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
まず歯並びと咬み合わせ中心とした症状の診査をします。治療の開始時期、方法、期間、矯正装置の種類、費用などの説明をします。
お悩みをお気軽にご相談ください。
診断に必要なレントゲン・歯型・咬み合わせ・写真などの資料を採り、現在の状態を正しく把握します。
矯正治療に対しての患者様自身のご希望をはじめとして、生活習慣、基礎疾患、アレルギー、服用中の薬なども伺います。
矯正で最も代表的で歴史もあるレントゲン撮影です。顔面の骨格バランス、頭蓋骨からの顎の位置、顎骨と歯の位置関係などを調べることができます。また一定の規格に基づいて撮影されているので、距離や角度などの治療前後の比較ができ、また蓄積されたビックデータを参照することができるので非常に有用なデータとなります。
VTOという治療プランニングをする際にも設計図として活躍します。
基本的なレントゲン撮影が2次元であるのとは違い、3次元で立体的な解析ができるため、より精密に骨内部の情報なども確認が可能になります。
歯科用CTのエックス線検査の被ばく線量は撮影範囲が狭いこともあり、医科用に比べると少なくて済みます。
当院で採用しているX線装置では歯科用CT撮影(撮影範囲8cm)の被ばく線量は0.079[mSv]でニューヨーク~東京間の往復(高度による宇宙線の増加)0.19[mSv]と比べても少ないことが分かります。
矯正治療で歯が動くということは本質的には歯根(歯の根)の移動により達成されます。CTによって顎骨の形態や骨の性質、厚み、歯根の長さや形・位置を把握することは矯正治療を行う上で非常に有用な情報となります。そのほかにも埋伏歯やアンカースクリュー埋入などの治療の際にも活用されます。
歯並び、咬み合わせの状態を記録します。
口唇の位置や口元のバランスを診断するための重要な資料となります。
粘土のような材料で歯型を採り模型に起こします。模型上で診査することで3次元で歯列や歯の状態、位置を把握します。立体で見ることができるので実測的な分析、計算が可能です。当院では口腔内3Dスキャナーも準備しておりますのでどうしても型採りが苦手な方はご相談ください。
咬合と顎位の検査を行います。口を開閉した時、顎運動の軌道にズレがないか診査し、記録します。
このような資料をもとに分析、診断作業を行い、治療計画を立案します。
診断は治療のゴールを設定し、そこにたどり着くための道筋と手段を考察していく重要な行程となります。検査結果を、矯正専門のデジタル分析診断ソフトを用いながら詳細に分析します。そして、科学的知見を基に矯正専門医としての知識や経験も総動員させて診断を行います。最善の治療方針、プランニング、予測される歯や口元の変化、治療にかかる期間、費用などを明確にして診断時に患者様にご提示します。診断後に治療方針に納得、同意をいただけたら治療開始となります。
最近は様々な魅力的な矯正治療法がでております。当院ではマウスピースや裏側での矯正も行っております。非抜歯(歯を抜かない)で治せる場合もあります。
しかしながら、それぞれの治療法には一長一短があり、良い点だけでなくリスクやデメリットもあります。当院は特にどの装置や方法を推すといったことはなく中立的な立ち位置で正直にその方法の良し悪しやリスクなども挙げてお伝えしていきたいと考えております。
矯正治療が開始したらまず装置のセットを行います。その際、歯磨きの仕方や、装置の取扱いについてご説明します。セット時は調整時より少し時間がかかります。装置装着が完了したら1~2ヶ月に1度のペースでご来院いただきます。治療計画に沿って治療を進めていきます。
矯正治療は患者様のご協力も必要となります。ご協力状況により治療の進行や仕上がりに影響を及ぼすこともございます。治療時には歯並びの改善状況や治療経過、今日どのような治療をしたかなど少し専門的なことにも立ち入ってご説明させていただいております。
患者様が積極的に前向きに治療できるようモチベーションを保つ上で必要な説明をなるべく大切にしていきたいと思います。
動的矯正(矯正装置をつけて歯を動かす)治療後の安定を図り、経過を観察します。
きれいになった歯並びや咬み合わせを維持するために保定を行います。
矯正は後戻りとの戦いでもあります。歯列を長く安定させるために保定装置(リテーナー)を装着していただきます。歯の裏側に気にならない程度の固定式ワイヤーを付けたり、取り外し式のリテーナーを使用していただきます。動的矯正後特に6ヶ月~1年は後戻りしやすいので慎重に行います。約2年間、保定装置の管理をします。
動かしたばかりの歯はそれを支える歯茎や骨、歯根周囲の靭帯、繊維性組織などが安定しておらず咬むための筋肉や唇、頬、舌などの周りの軟組織が習慣的に元の歯並びに戻そうと働きます。それらが安定し歯が動かなくなるまで、保定装置(リテーナー)と呼ばれる装置を装着していただく必要があります。保定中も、肉眼レベルだけでなく精密検査をし、歯並びに変化がないか確認します。